拠点研究員のプロフィール
2011年9月1日から2012年2月29日までにCMSIに採用された拠点研究員を紹介しています。
河津 励 かわつ つとむ
分子科学拠点研究員 京都大学福井謙一記念研究センター
名古屋大学大学院で生物物理化学理論を専攻、 理学博士号取得。 京都大学福井謙一記念研究センターでブリッジを 媒介とする励起エネルギー移動を研究。
応募の動機 自然科学の数値計算には、大規模で精度の良い サンプリングが必要です。 そのための大規模並列計算機の活用技術を獲得 したいと考えました。
ミッション/役割 経路積分法のための第一原理分子動力学法に用 いる計算手法の高速化と、第一原理分子動力学法による高効率な サンプリングを行うための計算手法に関する開発を行うことです。
抱負 精度と速度を両立させながら量子化学的なプロパティを統計的に扱えるような サンプリングシミュレーション手法を確立することが目標です。
|
Guo Zhi-Xin グオ・ジシン
物性科学拠点研究員 東京大学大学院工学系研究科 復旦大学(中国・上海)で計算物理学専攻、 博士号取得。実空間DFTコード開発を研究。
応募の動機 研究の範囲を熱伝導から電子伝導へと広げ、 さらに古典的な分子動力学から第一原理へ 研究手法を展開していきたいと考えました。
ミッション/役割 C/Si 材料の電子構造を、実空間DFTコード を用いて計算し、実空間DFTの開発に貢献 すること。
抱負 伝導性計算に有効なコードを開発し、 ナノスケールデバイスの輸送特性について新しい発見をしたいと考えています。 それから、日本でたくさんの友人をつくりたいですね。
|
Truong Vinh Truong Duy チュオン ヴィンチュオン ズイ
物性科学拠点研究員 北陸先端科学技術大学院大学先端融合領域研究院 北陸先端科学技術大学院大学で情報科学を専攻、 博士号取得。同大学でグリーンクラウド技術を研究。 ベトナム・ホーチミン市出身。
応募の動機 融合領域研究で計算物質科学に情報処理技術を生 かしたいと思い、応募しました。
ミッション/役割 次世代スーパーコンピュータ向けの大規模アプリケーションの ハイブリッド並列化を実現し、チューニングすること。
抱負 情報科学と計算物質科学の境界をこえた融合領域研究のロールモデルになりたい。
|
|