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『ケイサン ブッシツ カガク』感想

■本書をお読みになられた方たちの声をご紹介します。(随時更新)

「高校生には難しい」/個人
難しい計算物質科学が分かり易く読めて楽しい。 しかし、高校生には難しいと思います。少なくとも中堅私立に通う高1の私の子供には無理です・・・
「人間の内面と外面が見えるように伝えてくるのが興味深かった」/学校・大学関係
ノーベル賞を取るような研究者の話は色々なところでよく目にするが、 「普通の」研究者がどのような経緯で何を考えて研究をしているのかという点を、 人間の内面と外面が見えるように伝えているのが興味深かった。
もし続編があるようなら、このような普通の研究者の苦労や感情など人間が見えてくるような話もまた載せて欲しい。
「家族や知人への紹介するのに重宝しております」/学校・大学関係
大変面白く読ませていただきました。どのような研究分野か説明するのが難しいので、本書を手に取ってもらい家族や知人へ紹介するのに重宝しております。私は研究者の方と黒ラブ教授の対話はとても読みやすく、楽しい上に勉強にもなり気に入っております。敢えて要望を書くとすれば、対話の間に小休憩を取れるページがあると一層読みやすかったかもしれません。
「コンピューターと物質科学が切り離すことの出来ない深い結びつき」/学校・大学関係
コンピューターと物質科学が切り離すことの出来ない深い結びつきなんだなぁと手にとった人が感じやすい本だと思います。 後半では実際に研究の第一線にいらっしゃる方々の苦労と喜び話が活き活きと記述されていて、科学者の生態系(?)を良く知ってもらえるように工夫されているなぁと感じました。 将来この本が出版され多くの人に呼んでもらえる日を期待しています。
「予備知識のない一般人にもわかりやすく噛み砕いて説明」/一般(企業)
計算物質科学に関するトピックスが予備知識のない一般人にもわかりやすく噛み砕いて説明されていたので、大変読みやすくまとまっていたと思います。黒ラブ教授とのトーク形式で記述していた箇所、すーっと読みやすかったです。本誌を通じて、今後のアウトリーチは興味をそそり、かつ思い切った『デフォルメ』が大事だと感じました。今後も同様な取組みをされることをご期待いたします。
「科学・技術に携わる人であれば興味を持って楽しめる内容」/一般(企業)
非常に内容が頭に入りやすく科学的な課題やアプローチが見えて面白い。科学・技術に携わる人であれば興味を持って楽しめる内容だと思いました。付け加えるとすれば、発見と予測が身近なところの何を変えるのか、夢や応用例が目で見えると一般の人も身近に読めるかなと思いました。
「一般の人が敬遠しがちな内容を親しみのある表現でわかりやすく説明」/学校・大学関係
デザインのインパクトがすごいです。 難しく,一般の人が敬遠しがちな内容を,親しみのある表現でわかりやすく説明されていました。 1,5,6章がおもしろかったです。
「「伝える」ための工夫」/官公庁
この度はとても楽しい本を読ませていただいまして、ありがとうございました。「伝える」ための工夫が存分に盛り込まれており、一気に読み通すことができました。特に第2章で藤堂先生が披露してくださった数値計算による方程式の解法やSCF法の説明などは、計算科学の手法に対する理解の原型を初学者に正しく伝えることに成功していると思いました。また第1章での方程式の見せ方も、工具箱の中身を一つ一つ取り出して眺める楽しさが味わえました。